教えすぎが子どもの動きを壊す💦上達を加速させる「引き算」のタイミング⚾️

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「もっと肘を上げて」
「下半身を使って」
「身体を開くな」
「最後まで振り切って」

 

子どもを上達させたいと思うほど

伝える言葉は増えていきます。

 

しかし

意識することが増えすぎると

 

子どもは何から

直せばいいのか分からなくなります。

 

その結果、一つひとつの動きを

確認しながら身体を動かすようになり

 

本来の思い切った

プレーができなくなってしまいます。

 

だからこそ

必要になるのが「引き算」です。

 

ただし、最初から動きを

減らせばいいわけではありません。

 

大切なのは

足し算 → 感覚と言語化 → 引き算

この順番です。

 

引き算とは「教えないこと」ではない🙅‍♂️

野球における「引き算」とは

何も教えないことではありません。

 

子どもが経験した

さまざまな動きの中から

 

目的に合わないものや

意識しなくてもできるものを

 

整理していくことです。

 

例えば、バッティングで伝えていることが

 

  • 足を上げる
  • 軸足に乗る
  • 肩を開かない
  • グリップを残す
  • 頭を動かさない
  • 最後まで振り切る

これだけあったとします。

 

すべてを一度に意識させると、

子どもの頭は動作の確認でいっぱいになります。

 

そこで、今の課題に本当に

必要なものを一つだけ残します。

 

「今日は軸足に乗った感覚だけ確認しよう」

 

このように意識する

ポイントを減らすことで

 

子どもは一つの感覚に集中できます。

これが「引き算」です。

 

引き算をする前に必要な「足し算」

動きの選択肢が

少ない状態では

 

何を残して

何を捨てるべきか判断できません。

 

だから最初は、さまざまな動きを

経験させる必要があります。

 

・大きく振る
・小さく振る
・ゆっくり動く
・速く動く
・重心を高くする
・重心を低くする

 

正解だけを

繰り返すのではなく

 

違う動きも経験する。

 

この「足し算」によって

子どもの中に比較できる感覚が増えていきます。

 

比較できるからこそ

 

「今の方が力が出た」
「さっきは身体が詰まった」
「こっちの方がスムーズだった」

 

という違いに気づけるようになります。

 

感覚を言葉にしてから引き算する

動きを経験したら

すぐに答えを教えるのではなく

 

子どもに感覚を聞きます。

 

「今のスイングはどうだった?」
「どこに力が入った?」
「さっきとの違いは何だった?」
「どちらが振りやすかった?」

 

ここで大切なのは

正しい答えを求めないことです。

 

「分からない」でも構いません。

 

最初は言葉にできなくても

感覚を確認する習慣を続けることで

 

少しずつ自分の動きを

捉えられるようになります。

 

そして、子ども自身が

違いを理解できた段階で

 

不要な動きや

言葉を引いていきます。

 

引き算するタイミング💪

引き算を始める目安は

子どもが自分の感覚を少しずつ

 

説明できるようになったときです。

 

例えば

 

「力を入れすぎるとバットが出てこない」
「足を上げすぎるとタイミングが遅れる」
「この構えの方がボールを長く見られる」

 

このような言葉が出てきたら

動きを整理する準備ができています。

 

逆に、まだ本人が違いを

感じられていない段階で

 

「その動きはいらない」
「もっと無駄をなくして」
「最短距離で動いて」

 

と引き算をすると

必要な経験まで失う可能性があります。

 

大人が見て「無駄」に見える動きも

子どもにとっては自分に合う動きを

 

探すための大切な経験です。

 

一度に引くのは一つだけ☝️

子どもの動きを整理するときは

一度にすべてを変えようとしないことです。

 

まずは、今の動きを最も

邪魔しているものを一つだけ選びます。

 

例えば、スイングで

身体に力が入りすぎているなら

 

「今日は力を抜いて振ることだけ意識しよう」

 

これだけで十分です。

 

できるようになったら、次の課題へ進む。

 

一つ足して、一つ感じて、一つ引く。

 

この繰り返しによって

子どもの動きは少しずつシンプルになっていきます。

 

大人の言葉も引き算する👨

引き算が必要なのは

子どもの動きだけではありません。

 

指導者や親がかける

言葉にも引き算が必要です。

 

子どもが失敗するたびに

 

「今のは身体が開いた」
「もっと前で打たないと」
「軸がブレている」

 

と答えを伝え続けると

子どもは大人の指示を待つようになります。

 

そこで、説明する前に

一度聞いてみてください。

 

「今のはどう感じた?」

 

子どもが自分で考え

感覚を言葉にできたなら

 

大人が追加で

説明する必要はありません。

 

必要なときに必要な言葉だけを渡す。

 

これも指導における引き算です。

 

動きを減らす前に、経験を増やす‼️

無駄をなくすことは大切です。

 

しかし、最初から完成された

動きを求める必要はありません。

 

まずは、さまざまな

動きを経験する「足し算」。

 

次に、その違いを

理解するための「感覚と言語化」。

 

そして最後に、自分に必要な

動きだけを残す「引き算」。

 

・「足し算」があるから比較できる
・「感覚を言葉にする」から選べる
・選べるようになって、初めて「引き算」ができる

 

子どもの動きを

早く整えることよりも

 

自分で動きを選べる力を育てる。

 

それが、教えられなくても

成長できる選手につながっていきます。

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