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  • 言われた形に動けないのは、理解力の問題ではない‼️ 子どもの「身体感覚」と動作のズレ⚾️

    言われた形に動けないのは、理解力の問題ではない‼️ 子どもの「身体感覚」と動作のズレ⚾️

    「もっと肘を上げて」
    「身体を開かないで」
    「前に突っ込まないで」

    このように伝えると

    子どもは「分かった」と答える。

     

    それなのに、もう一度

    動くと同じ形に戻ってしまう。

     

    何度言っても直らない姿を見ると

    「話を聞いていない」
    「説明を理解していない」
    「意識が足りない」

    と思ってしまいがちです。

     

    しかし

    言葉の意味を理解することと

     

    自分の身体を

    そのとおりに動かすことは別です。

     

    頭では理解できていても

    本人が感じている動きと

     

    実際に起きている動きが

    一致していないことがあります。

     

    身体は目だけで確認しているわけではない🙅‍♂️

    私たちは、身体を動かすたびに

    手足を目で確認しているわけではありません。

     

    ボールを見ながらでも

     

    腕の位置や脚の

    曲がり具合をある程度把握できます。

     

    これに関わるのが「固有感覚」です。

     

    固有感覚とは、筋肉や腱

    関節などから得られる情報をもとに

     

    身体の位置や動き

    力の入り具合を捉える感覚です。

     

    運動するときは、視覚だけでなく

     

    こうした身体内部からの

    情報も使われています。

     

    子どもの位置感覚に関する研究では

    その正確さは幼児期に完成するものではなく

     

    成長とともに発

    達していくことが報告されています。

     

    本人の感覚と実際の動きは一致するとは限らない🙅‍♂️

    子どもが「肘を上げている」

    と感じていても

     

    実際にはほとんど上がっていない。

     

    「力を抜いている」と思っていても

    肩や手には力が入っている。

     

    「真っすぐ立っている」と感じていても

    身体は片側へ傾いている。

     

    このようなズレは

    本人がふざけているから起こるとは限りません。

     

    人が動くとき、脳は身体の状態や

    周囲の状況に関する感覚情報を組み合わせ

     

    動作の結果を

    予測しながら運動を調整しています。

     

    予測した結果と

    実際に得られた感覚情報の差は

     

    その後の動作調整に利用されます。

     

    そのため、本人が認識している

    身体の状態と実際の状態にズレがあれば

     

    言葉で正しい形を説明されても

    その形を正確につくれないことがあります。

    v

    「分かった?」だけでは確認できない🙅‍♂️

    大人が

    「今の説明、分かった?」と聞けば

     

    多くの子どもは

    「分かった」と答えます。

     

    しかし、この「分かった」は

    • 言葉の意味が分かった
    • 目指す形が分かった
    • 自分の間違いが分かった
    • 自分の身体で再現できる

    という複数の段階に分かれます。

     

    説明を理解できたからといって

    自分の身体のどこが、どの方向へ

     

    どの程度動いているかまで

    認識できているとは限りません。

     

    子どもが返事をしたことと、動きを

    再現できることを同じにしないことが大切です。

     

    「意識すれば直る」とも限らない💦

    動きを直すときに

    「もっと意識して」
    「そこに気をつけて」
    「何度も言っているだろう」

    と伝えることがあります。

     

    もちろん、注意を

    向けることで変わる動きもあります。

     

    しかし、そもそも本人が

    現在の身体の状態を正確に捉えられていなければ

     

    意識するだけで

    修正することは難しくなります。

     

    例えば、肩が

    上がっている感覚が本人になければ

     

    「肩を上げないように意識して」

    と言われても

     

    何を変えればよいのか分かりません。

     

    必要なのは

    意識の強さだけではありません。

     

    本人が感じている動きと

    外から見える動きの間に

     

    どのような

    ズレがあるのかを把握することです。

     

    動きだけを見て原因を決めつけない🙅‍♂️

    同じように

    肘が下がって見える子どもでも

     

    原因まで同じとは限りません。

     

    言葉の意味を

    理解できていない場合もあれば

     

    身体の位置を

    うまく認識できていない場合もあります。

     

    身体の動かし方が分からない場合や

    関節の動きにくさ、痛み、恐怖心などが

     

    影響している可能性もあります。

     

    外から見える一つの動作だけで

    原因を特定することはできません。

     

    そのため

    「センスがない」
    「運動神経が悪い」
    「話を聞いていない」

    と決めつけるべきではありません。

     

    見えているのは

    あくまで動きの結果です。

     

    その動きが起きた背景まで考えることで

    子どもへの見方は変わります。

     

    子どもは「できない」のではなく、ズレに気づいていないことがある🙌

    子ども自身は、大人の指示どおりに

    動いているつもりかもしれません。

     

    それでも実際の動きが

    変わらないのであれば

     

    必要なのは注意や叱責ではなく

     

    本人の感覚と

    実際の動きのズレを理解することです。

     

    言葉を理解できること。
    自分の身体の状態を感じられること。
    感じた状態を動きへ反映できること。

     

    これらは同じ能力ではありません。

     

    何度言っても

    動きが変わらないときほど

     

    子どもの理解力や意識を疑う前に

     

    「この子には、今の動きがどう感じられているのか」

    という視点を持つことが大切です。

  • 「力を抜いて」ができないのはなぜ⁉️ 野球に必要なのは“脱力”ではなく、力を入れる・抜くの切り替え⚾️

    「力を抜いて」ができないのはなぜ⁉️ 野球に必要なのは“脱力”ではなく、力を入れる・抜くの切り替え⚾️

    「もっと力を抜いて」
    「リラックスして振ろう」
    「腕に力が入りすぎている」

    子どもの投球や打撃を見て

    このような声をかけることがあります。

     

    しかし、子どもからすれば

    「どこの力を抜くの?」
    「いつまで抜けばいいの?」
    「力を抜いたら、強く投げられないのでは?」

    と感じるはずです。

     

    そもそも、投げる、打つという

    動作には筋肉の力が必要です。

     

    野球でいう「脱力」は、最初から

    最後まで力を使わないことではありません。

     

    必要のない場面では過度に力まず

    動作に合わせて必要な筋肉を働かせることです。

     

    大切なのは「力を抜くこと」ではなく

    力の強さとタイミングを切り替えることです。

     

    「力を抜いて」だけでは動きは変わりにくい💦

    子どもが力んでいるように見えたとき

    「力を抜いて」と伝えるだけでは

     

    何を変えればよいのか分かりません。

    ・グリップを緩めるのか
    ・肩を下げるのか
    ・構えを小さくするのか
    ・腕を振らないようにするのか

    受け取り方は

    子どもによって異なります。

     

    中には、身体全体の力を抜き

    足で地面を支えられなくなる子もいます。

     

    反対に「強く振ろう」と言われ

     

    構えた瞬間からバットを強く握り

    肩や腕を固める子もいます。

     

    「抜く」と「入れる」の二択ではなく

     

    「今はどこに、どのくらいの力が必要なのか」

    まで伝えることが重要です。

     

    野球では筋肉の働き方が途中で変わる🙌

    打撃中は、すべての筋肉が同じ強さで

    働き続けるわけではありません。

     

    打撃時の筋活動を調べた研究では

    下半身、体幹、上半身の筋肉によって

     

    活動が高まる局面が

    異なることが報告されています。

     

    また、熟練者と未熟練者の

    下肢筋活動を比較した研究でも

     

    構え、体重移動、ステップ、着地

    スイング、インパクト、フォロースルー

     

    という局面ごとに

    筋活動が分析されています。

     

    つまり、打撃は

    「最初から最後まで全力で力む動作」

     

    ではありません。

     

    動作の進行に合わせて

    働く筋肉や活動の大きさが変化する運動です。

     

    ただし、これらは主に

    成人選手を対象とした研究です。

     

    小学生に対して

    「この瞬間に、この筋肉を何%使う」

     

    と当てはめられるものではありません。

     

    子どもへの指導では

    細かな筋肉を意識させるより

     

    動作全体の流れを

    止めないことが現実的です。

     

    構えから力んでいると動き出しにくい💦

    打撃では、ボールが

    投げられる前から強くバットを握り

     

    肩をすくめ

    肘を固めている子がいます。

     

    投球でも、ボールを持った

    瞬間から腕や肩に力を入れ

     

    ぎこちない

    動きになることがあります。

     

    この状態では、動き出す前に

    身体の自由度を自分で小さくしてしまいます。

     

    構えは、力を

    出し切る場面ではありません。

     

    これから動き出すための準備です。

     

    確認したいのは

    • 肩が大きく上がっていないか
    • 呼吸を止めていないか
    • バットやボールを必要以上に強く握っていないか
    • 膝や肘を固めていないか
    • 構えたまま小さく動けるか

    という点です。

     

    「完全に力を抜く」のではなく

     

    姿勢を保ちながら

    次の動作へ移れる余裕を残します。

     

    力は一か所で生み出すものではない🙅‍♂️

    強く投げようとすると

    腕を速く振ろうとしがちです。

     

    強く打とうとすると

    手でバットを押し込もうとすることがあります。

     

    しかし、投球や打撃は腕だけで

    力を生み出す動作ではありません。

     

    投球では、下半身や体幹から

     

    上半身へ動きをつなぐ

    運動連鎖が重要とされています。

     

    各部分の動きが時間的につながることで

    身体全体の動きが投球腕へ伝わります。

     

    打撃でも同じように

    足で地面を支え、骨盤、体幹、腕

     

    バットへ動きをつないでいきます。

     

    そのため、腕だけを最初から

    強く働かせればよいとは限りません。

     

    前の部分が動く前に腕を固めると

    身体全体の流れを使いにくくなる場合があります。

     

    「力を入れる瞬間」は一つではない‼️

    「インパクトの瞬間だけ力を入れる」
    「リリースの瞬間だけ力を入れる」

    このように説明されることがあります。

     

    分かりやすい表現ですが

     

    実際の身体では複数の筋肉が

    インパクトやリリースより前から働いています。

     

    例えば、打撃ではステップや着地の段階から

    下半身の筋活動が確認されています。

     

    投球でも、足を上げる、踏み出す

    身体を回す、腕を加速させるという各段階で

     

    異なる部位が働きます。

     

    したがって

    ある一瞬まで完全に脱力し

    その瞬間だけ全身に力を入れる」

     

    と考えるのは正確ではありません。

     

    実際には、

    ・支える
    ・動き出す
    ・受け止める
    ・回転する
    ・加速する
    ・減速する

    それぞれの場面で必要な力が変わります。

     

    野球に必要なのは

    一回だけ力を入れる能力ではなく

     

    動作中に力の

    使い方を切り替える能力です。

     

    力んでいる場所ではなく、止まっている場所を見る👀

    子どもの動きが硬く見えたとき

    腕や肩だけを見るのではなく

     

    動作のどこで流れが

    止まっているかを確認します。

     

    例えば打撃なら

    • 足を上げたところで身体全体が止まる
    • 前足を着いた瞬間に上半身まで固まる
    • 骨盤と肩が同時に回る
    • インパクトへ向けて手だけが前に出る
    • 打ったあとにフォロースルーが途中で止まる

    投球なら

    • 足を上げたところで呼吸まで止まる
    • 踏み出す前から投げる腕に力が入る
    • 前足を着いた瞬間に身体の回転が止まる
    • 腕だけを強く前へ振る
    • 投げ終わったあとに身体が固まる

    という動きが見られることがあります。

     

    「力を抜いて」と繰り返すより

    「足を着いたあとも動きを続けよう」
    「腕を振る前に、一歩進んでみよう」
    「打ったあとまでバットを動かしてみよう」

    と、止まっている部分を

    具体的に伝えるほうが

     

    子どもは動きを

    理解しやすくなります。

     

    「もっと力を抜いて」を具体的な言葉へ変える💪

    子どもが力んでいるときは

    次のように声を変えてみます。

    「肩を一度上げて、ストンと下ろしてみよう」
    「構えたまま、バットを小さく揺らせるかな」
    「息を吐いてから動き始めよう」
    「ボールをつぶさない強さで持ってみよう」
    「投げ終わりまで動きを止めないでみよう」

    力みの原因は一つではありません。

     

    ・緊張している
    ・バットが重い
    ・強く投げようとしすぎている
    ・動作の順番が分からない
    ・失敗したくないと思っている

    原因が違えば

    必要な声かけも変わります。

     

    「力を抜いて」は

    間違った言葉ではありません。

     

    ただし、それだけでは

     

    子どもが何を変えればよいのか

    分からないことがあります。

     

    必要のない力を抑え

    必要な場面では身体を支え

     

    動きの中で力の強さを変える。

     

    この切り替えが、投げる、打つという

    動作を滑らかにつなげる土台になります。

  • 「身体が硬いからできない」は本当⁉️ 野球で必要なのは“柔らかさ”より身体を分けて動かす力⚾️

    「身体が硬いからできない」は本当⁉️ 野球で必要なのは“柔らかさ”より身体を分けて動かす力⚾️

    「身体が硬いから、うまく投げられない」
    「開脚ができないから、良いスイングができない」
    「もっとストレッチをしたほうがいい」

    子どもの動きを見て

    このように考えることがあります。

     

    もちろん、関節を必要な

    範囲まで動かせることは大切です。

     

    しかし、前屈や開脚ができるからといって

    投球や打撃で身体をうまく使えるとは限りません。

     

    野球では、身体全体を

    一度に動かすだけではなく

     

    骨盤、胸、肩、腕などを

    適切な順番で動かす必要があるからです。

     

    「身体が硬い」という一言で終わらせず

     

    どこが動かないのか

    どこが一緒に動いてしまうのかを見ることが大切です。

     

    柔らかさと動かし方は同じではない🙅‍♂️

    柔軟性は、関節をどのくらいの

    範囲まで動かせるかに関係します。

     

    一方、野球の動作では、その範囲を

     

    使って身体の各部分を

    どのような順番で動かすかも重要です。

     

    例えば、立った状態で

    身体を大きくひねることができても

     

    打撃になると

    骨盤と肩が同時に回る子がいます。

     

    反対に、前屈や開脚が

    得意ではなくても、骨盤が先に動き

     

    そのあとから

    上半身や腕がついてくる子もいます。

     

    柔軟性と動作の連動は

    別の視点で確認する必要があります。

     

    ストレッチで動かせる範囲を広げることと

     

    野球の中で身体を使えるようにすることは

    まったく同じ練習ではありません。

     

    「身体を分けて動かす」とは何か🤔

    ここでいう「身体を分けて動かす」とは

    身体をバラバラに動かすことではありません。

     

    下半身が動いたときに

    上半身まで同時に動かさず

     

    少し遅れて動かせることです。

    例えば打撃では

    1. 体重を移動する
    2. 前足が地面に着く
    3. 骨盤が回り始める
    4. 上半身やバットが続く

    というように

    すべての部位が完全に同時ではなく

     

    時間差を持ちながら動きます。

     

    すべてが一緒に動くと力をつなぎにくい💦

    身体を回そうとしたときに

    骨盤、胸、肩、腕が一つの塊として

     

    同時に回ってしまうことがあります。

     

    この場合、身体を

    大きく動かしているように見えても

     

    下半身から上半身へ順番に

    動きをつなぐことが難しくなります。

     

    投球も腕だけで完結する動作ではありません。

     

    ただし、実際の動作は連続しているため

    「骨盤が完全に止まってから肩を回す」

     

    という意味ではありません。

     

    骨盤、体幹、腕は

    重なり合いながら動きます。

     

    重要なのは、身体を

    無理に分断することではなく

     

    すべてを最初から

    同時に動かさないことです。

     

    「身体が開く」の原因も柔軟性だけではない🙌

    打つときや投げるときに

    胸が早く相手側を向くと

     

    「身体が硬いから開いてしまう」

    と考えることがあります。

     

    しかし、胸が早く向く原因を

    柔軟性だけで判断することはできません。

    ・骨盤と肩が同時に回っている
    ・前足を着く前から上半身が動いている
    ・腕を振ろうとして肩から先に動いている
    ・姿勢を保てず、身体全体が前へ流れている

    このように、動く順番やバランスに

    原因がある場合も考えられます。

     

    まず確認したいのは

    開脚の角度ではありません。

     

    足を着いたときに

    骨盤と胸がどこを向いているか。

     

    骨盤を動かしたときに

    胸まで一緒についてきていないか。

     

    動作の中で確認することが必要です。

     

    痛みがある場合や

    左右で動かせる範囲が大きく異なる場合は

     

    自己判断で強く伸ばさず

    医療機関や有資格の専門家に相談してください。

     

    自宅では「大きく動かす」より「別々に動かす」💪

    特別な道具がなくても

    身体を分けて動かす経験は作れます。

     

    骨盤だけを左右へ向ける

    足を肩幅程度に開き、胸の前で腕を組みます。

     

    胸は正面に向けたまま

    骨盤を小さく左右へ動かします。

     

    大きく回す必要はありません。

     

    胸まで一緒に

    動いていないかを確認します。

     

    胸だけを左右へ向ける。

     

    今度は骨盤を正面に向けたまま

    胸をゆっくり左右へ向けます。

     

    腰を大きく反ったり

    膝をねじったりしない範囲で行います。

     

    足踏みしながら上半身を動かす。

     

    その場でゆっくり足踏みをしながら

    胸の前で持ったタオルを左右へ動かします。

     

    足と手をまったく同時に動かすだけでなく

    少しタイミングを変えてみます。

     

    目的は、正解の形を一つに

    決めることではありません。

     

    下半身を動かしながら

    上半身の動きを調整する経験を増やすことです。

     

    これらの運動だけで

    球速や打球速度が上がると

     

    確認されているわけではありません。

     

    野球の動作に必要な

    「別々に動かし、最後につなげる」

     

    感覚を経験するための練習です。

     

    無理に捻転差を作らない🙅‍♂️

    「骨盤と肩に角度差を作ればよい」と考え

    上半身を強く残したり、腰を無理に

     

    ひねったりするのは避けます。

     

    捻転差は、形だけを

    止めて作るものではありません。

     

    体重移動や足の接地

    骨盤の回転に続いて上半身が動く中で

     

    一時的に生まれるものです。

     

    子どもの身体は成長途中であり

    動かせる範囲やタイミングには個人差があります。

     

    大人が身体を押さえて

    強くひねる必要はありません。

     

    小さな動きから始め

    痛みや違和感がない範囲で行います。

     

    「硬い」で終わらせず、動作を見る👀

    身体が硬いことが

    動きに影響する場合はあります。

     

    しかし、うまく投げられない

    打てないという理由を、すべて

     

    柔軟性に結びつけることはできません。

     

    見るべきなのは

    • 必要な範囲まで関節を動かせるか
    • 骨盤と上半身を別々に動かせるか
    • 下半身から上半身へ動きをつなげられるか
    • 動作の中で姿勢を調整できるか
    • 痛みや違和感がないか

    という点です。

     

    柔らかさは大切です。

     

    しかし、野球で

    その柔らかさを使うには

     

    身体の各部分を動かし

    最後に一つの動作としてつなげる必要があります。

     

    「もっと身体を柔らかくしよう」だけではなく

    「今、骨盤と胸は一緒に動いていないかな?」

    と見てみる。

     

    その視点が、子どもの

    身体の使い方を考える第一歩になります。

  • 「軸を動かすな」で動けなくなる⁉️ 野球に必要な“動きながら保つバランス”⚾️

    「軸を動かすな」で動けなくなる⁉️ 野球に必要な“動きながら保つバランス”⚾️

    「軸を動かすな」
    「頭を残して打て」
    「身体がブレないようにしよう」

     

    野球では

    このような言葉をよく耳にします。

     

    もちろん、身体が

    大きく崩れないことは大切です。

     

    しかし、子どもが

    「身体を動かしてはいけない」

     

    と受け取ってしまうと、かえって

    動作が小さくなることがあります。

     

    投げるときも、打つときも、走るときも

    身体の位置は変わります。

     

    野球で必要なのは

    その場で固まることではありません。

     

    動きながら姿勢を調整し

    次の動作につなげられることです。

     

    「軸」は身体の中にある一本の棒ではない🙅‍♂️

    指導で使われる「軸」という言葉には

    明確に一つだけの意味があるわけではありません。

    ・頭を動かさないこと
    ・身体を傾けないこと
    ・回転の中心を保つこと
    ・体重が外へ逃げないこと

    指導者によって

    指している内容が異なる場合があります。

     

    そのため、「軸を動かすな」

    という言葉だけでは

     

    子どもが何を直せばよいのか

    分からないことがあります。

     

    そして子どもは

    言葉をそのまま受け取りやすいものです。

     

    「動いたらダメ」と考え

    頭や胴体を固めてしまうこともあります。

     

    大切なのは、身体を

    まったく動かさないことではありません。

     

    必要な動きをしながら

    倒れたり、流されたりせずに

     

    力を出せる状態を作ることです。

     

    止まって立てることと、動きの中で保てることは違う🙅‍♂️

    片足立ちで長く止まれる。

    これは一つのバランス能力です。

     

    一方、野球では止まった状態だけで

    プレーすることはほとんどありません。

    ・一歩踏み出す
    ・片足から反対の足へ体重を移す
    ・身体を回す
    ・投げたあとに次の動作へ移る

    このように、身体の位置や足の支え方が

    変わる中で姿勢を調整します。

     

    片足立ちが得意だから、打撃や投球でも

    身体をうまく使えるとは限りません。

     

    反対に

    片足立ちでは少し揺れる子でも

     

    動きの中では上手に足を着き

    身体を立て直せることがあります。

     

    野球では身体の位置が変わり続ける‼️

    右投げの投手であれば

    左足を上げたあと

     

    軸足である右足で地面を支えます。

     

    そこから左足を踏み出し

    体重を前へ移しながら身体を回して投げます。

     

    打撃でも、構えた位置から体重を移し

     

    足を着き、骨盤や上半身を

    回してバットを振ります。

     

    つまり、投球や打撃では身体が動くこと自体が問題なのではありません。

     

    問題になるのは

    動いたあとに姿勢を調整できず

     

    次の動作へつながらなくなることです。

     

    「動いたか」より「動いたあと」を見る👀

    子どもの動きを見るときは

    頭や身体が少し動いただけで

     

    「軸がブレた」と判断しないことが大切です。

     

    次のような点を見てみます。

    • 足を着いたときに大きくよろけていないか
    • 投げ終わったあとに立て直せているか
    • 打ったあとに次の一歩を出せるか
    • 力んで身体を固めていないか
    • 動作の途中で急にスピードが止まっていないか

    身体の位置が変わっていても

    動作が滑らかにつながっていれば

     

    バランスを保ちながら

    動けている可能性があります。

     

    反対に

    見た目はほとんど動いていなくても

     

    身体を固めて力を出せていないのであれば

    野球に必要なバランスとは言いにくいでしょう。

     

    動きながら整える経験を増やす💪

    動的なバランスは

    特別な道具がなくても経験できます。

     

    例えば

    • 一歩前へ踏み出して止まる
    • 横へ一歩動いてからボールを捕る
    • 軽く跳んで着地し、すぐに投げる姿勢を作る
    • 合図に合わせて前後左右へ動く
    • ボールを捕ったあと、別の方向へ投げる動作につなげる

    ポイントは

    きれいな姿勢で固まることではありません。

     

    動いたあとに自分で足の位置を調整し

    次の動作へつなげることです。

     

    最初から速く動かす必要もありません。

     

    ゆっくり動きながら

    「どこに足を着けば安定するか」
    「身体が傾いたら、どう戻せばよいか」

    を子ども自身が感じる時間を作ります。

     

    ただし、これらの運動だけで

     

    球速や打球速度が直接

    上がると断言することはできません。

     

    目的は、さまざまな方向へ動きながら

    姿勢を調整する経験を増やすことです。

     

    声かけは「動くな」より具体的にする☝️

    「軸を動かすな」だけでは

    子どもが身体全体を固めてしまうことがあります。

     

    その場合は

    「踏んだあとに立てるかな」
    「投げ終わったあと、前を向けるかな」
    「打ったら一塁へ一歩出てみよう」
    「足を着いたあとも動きを止めないでみよう」

    と、動作の目的を具体的に伝えます。

     

    「軸を動かすな」という指導が

    すべて間違っているわけではありません。

     

    ただし、何を

    保ってほしいのかが伝わらなければ

     

    子どもは必要な動きまで止めてしまいます。

     

    野球で必要なのは、

    一本の棒のように固まることではありません。

    ・動く
    ・受け止める
    ・立て直す
    ・次の動作へつなげる

    この繰り返しが、投げる、打つ、走る

    ための身体の土台になります。

  • 「歩く動き」ができていますか⁉️ 打つ・投げる前に身につけたい全身の連動⚾️

    「歩く動き」ができていますか⁉️ 打つ・投げる前に身につけたい全身の連動⚾️

    「腕だけで投げている」
    「下半身を使って打てていない」

     

    このような姿を見ると

     

    投球フォームや

    スイングを直接直したくなります。

     

    しかし、その前に

    一度見てほしい動きがあります。

     

    それが「歩く」です。

     

    歩くことは、誰もが

    日常的に行っている動きです。

     

    ただ前へ進んでいるだけに見えますが

     

    実際には脚を交互に運びながら

    骨盤や体幹、腕を協調させています。

     

    野球の技術を身につける前に

     

    まずは自分の身体を

    連動させて動かす経験が必要です。

     

    歩くとき、腕と脚は別々に動いていない💦

    自然に歩くときは

    右脚が前に出ると左腕が前へ動き

     

    左脚が前に出ると右腕が前へ動きます。

     

    腕振りは

    単なる飾りではありません。

     

    健康な成人を対象にした研究では

     

    歩行中の腕振りには

    受動的な動きだけでなく

     

    筋活動による調整も

    関わることが示されています。

     

    また、腕振りを制限すると歩行の

     

    安定性などが

    変化することも報告されています。

     

    つまり歩行は

    脚だけで行う動作ではなく

     

    上半身と下半身を協調させる全身運動です。

     

    投げる動作も、腕だけでは完結しない🙌

    投球は、腕だけで

    ボールを前へ運ぶ動作ではありません。

     

    地面に接している脚から始まり

    骨盤、体幹、肩、腕へと動きがつながります。

     

    投球の運動連鎖をまとめた研究でも

     

    下半身と体幹が生み出したエネルギーを

    上半身へ伝えることが説明されています。

     

    そのため、腕だけを細かく修正しても

     

    下半身や体幹とのつながりがなければ

    全身を使った投球にはなりません。

     

    打つ動作でも、身体は順番につながっている🧬

    バッティングも同じです。

     

    下半身の動き、骨盤の回転、体幹の回転

     

    腕、バットが

    関係しながらスイングが行われます。

     

    ただし、歩くときの腕振りと

     

    スイングや投球の動きが

    そのまま同じという意味ではありません。

     

    歩行練習だけで打球速度や球速が

    上がると確認されたわけでもありません。

     

    大切なのは、歩く動きを

    野球技術の代わりにすることではなく

     

    子どもが上半身と下半身を

    一緒に扱えているかを見ることです。

     

    まずは普通に歩く姿を見る🚶

    難しいトレーニングを

    始める必要はありません。

     

    まずは子どもに

    普段どおり歩いてもらいます。

     

    見るポイントは

    • 左右の腕が自然に振れているか
    • 腕と反対側の脚が一緒に前へ出ているか
    • 上半身が固まっていないか
    • 歩幅が極端に小さくなっていないか
    • 左右で動きが大きく違わないか

     

    左右差があるだけで、すぐに

    悪い動きと判断する必要はありません。

     

    健康な人の歩行でも

    腕振りの左右差は確認されています。

     

    大切なのは

    一つの形へ無理に直すことではなく

     

    子どもがどのように

    身体を使っているかを見ることです。

     

    歩き方に少しだけ変化を加える🙌

    普通に歩けたら

    条件を少し変えます。

     

    例えば

    • いつもより大きな歩幅で歩く
    • 腕を大きく振って歩く
    • 後ろ向きにゆっくり歩く
    • 横向きに進む
    • 歩きながら柔らかいボールを受け渡す

    といった方法です。

     

    速さや回数を競う必要はありません。

     

    動きを変えたときに、腕と脚が止まったり

    身体が固まったりしないかを見ます。

     

    うまくできないときも

    すぐに細かく指示するのではなく

     

    子どもが自分で

    合わせる時間を作ります。

     

    野球の前に、自分の身体を扱う‼️

    小学生の時期は、投球フォームや

    スイングだけを覚える時期ではありません。

     

    歩く、走る、跳ぶ、しゃがむ。

     

    こうした基本的な動きを通して

     

    自分の身体を

    扱う経験を増やすことも大切です。

     

    ただし、現時点で

     

    歩く練習をすれば

    野球の技術が直接向上する。

     

    とまでは確認できません。

     

    歩く動きを見る目的は

    野球が上手いかを判定することではなく

     

    全身を協調させて

    動かすための土台を確認することです。

     

    腕だけを直す前に

    身体全体がどう動いているかを見る。

     

    その視点が

    子どもの動きを理解する第一歩になります。

  • 小学生でポジションを固定する必要はある⁉️ 中学以降に伸びるために経験させたいこと⚾️

    小学生でポジションを固定する必要はある⁉️ 中学以降に伸びるために経験させたいこと⚾️

    試合に勝つためには

    守備が上手な子をショートに置く。

     

    捕球が安定している子は

    毎回ファーストを守る。

     

    肩が強い子は

    投手や捕手を任される。

     

    チームとして考えれば

     

    得意な子を同じ

    ポジションで起用するのは自然なことです。

     

    しかし、小学生の段階から

    一つのポジションしか経験しないことが

     

    子どもの将来にとって

    最適とは限りません。

     

    小学生の今は

    現在の試合に勝つことだけでなく

     

    中学・高校で伸びるための

    選択肢を残すことも大切です。

     

    上手な子ほど、ポジションが固定されやすい🤔

    少年野球では、試合を

     

    成立させるために

    中心となる選手が必要です。

    ・送球が安定している子はショート
    ・捕球が上手な子はファースト
    ・肩が強い子はピッチャー

    その結果、上手な子ほど

    同じポジションを任され続けます。

     

    試合経験を積めるため

    そのポジションの技術は向上しやすくなります。

     

    一方で、ほかのポジションでしか

     

    経験できない動きや

    判断に触れる機会は少なくなります。

     

    「今、そのポジションが一番上手」

    ということと

     

    「将来もそのポジションが最適」

    ということは同じではありません。

     

    成長によって身体の大きさ

    走力、肩の強さ、得意な動きは変化します。

     

    小学生の時点で

    将来の適性まで決めることはできません。

     

    ポジションが変われば、使う動きも変わる🙌

    同じ野球でも、守るポジション

    によって求められる動きは違います。

     

    内野手は、短い距離で素早く反応し

    捕球から送球へ切り替えます。

     

    外野手は、打球の方向や距離を

    予測しながら長く走り、落下地点へ入ります。

     

    ファーストは

    さまざまな高さや方向の送球に対して

     

    ベースとの位置関係を調整します。

     

    捕手は、投球を受けるだけでなく

    しゃがんだ姿勢から立ち上がる

     

    ボールを止める

    周囲の状況を見るといった動きがあります。

     

    投手は

    マウンド上でバランスを取りながら

     

    一球ごとに全身を使って投げます。

     

    違うポジションを経験することは

    守備位置の名前を覚えるだけではありません。

     

    走る距離、構える姿勢、ボールの見え方

    捕ってから投げるまでの時間が変わります。

     

    一つのポジションだけでは

    経験しにくい動きや判断に触れられることが

     

    複数ポジションを

    経験する大きな意味です。

     

    違う場所から見ると、野球の理解も変わる⚾️

    ショートから見えるプレーと

    外野から見えるプレーは違います。

     

    捕手はグラウンド全体を前から見ますが

    外野手は後ろからプレーを見ます。

     

    自分が投げる側になれば

     

    投手がどのようなタイミングで

    守備に助けてほしいかを感じられます。

     

    反対に、野手を経験すれば

     

    投手が投げたあとに守備が

    どのように動いているかが分かります。

     

    違う場所に立つことで

    「この場面では、どこへ投げるのか」
    「味方は、どこに動いているのか」
    「次に起こりそうなプレーは何か」

    という見方が増えていきます。

     

    ただし、複数ポジションを経験すれば

     

    将来必ず上手くなると

    直接証明した研究は確認できません。

     

    それでも、異なる場所から

    プレーを経験することは

     

    子どもが野球全体を

    理解する機会になります。

     

    ポジションの固定と、競技の専門化は別の話‼️

    若い年代のスポーツでは

     

    早い時期から

    一つの競技だけに集中する

     

    「早期専門化」が、使い過ぎによる

    ケガなどと関連することが報告されています。

     

    ただし、この研究で扱われているのは

    主に「一つの競技に専門化すること」です。

     

    野球の中で一つの

    ポジションを守り続けることと

     

    完全に同じではありません。

     

    そのため

    早期専門化の研究を根拠に

     

    「ポジション固定は危険」と

    断定することはできません。

     

    問題として考えたいのは

    同じポジションで同じ動作を繰り返す量と

     

    ほかの動きや役割を

    経験する機会のバランスです。

     

    特に投手と捕手は

    投球数だけでなく

     

    練習や試合を含めた

    腕の負担を考える必要があります。

     

    複数のポジションを

    経験させる場合でも

     

    投手から捕手へ移すだけでは

    腕の負担を減らせない可能性があります。

     

    「いろいろ守らせること」と

    「負担を分散させること」は

     

    分けて考える必要があります。

     

    ポジションを決めないことが目的ではない🙅‍♂️

    一つのポジションを

    深く経験することにも意味があります。

     

    守備位置を何度も変えるだけでは

    捕球や送球、連係プレーを落ち着いて

     

    覚えられないこともあります。

     

    そのため、毎回違うポジションを

    守らせればよいわけではありません。

     

    大切なのは、中心となる

    ポジションを持ちながら

     

    練習や試合の一部で違う場所も

    経験できる状態をつくることです。

     

    例えば

    • 練習では内野と外野の両方を経験する
    • 点差や試合状況に応じて守備位置を変える
    • 紅白戦では普段と違うポジションを守る
    • 投手以外の日は、腕の負担が少ないポジションを選ぶ

    このように

    今の得意なポジションを否定せず

     

    経験の幅を少しずつ広げていきます。

     

    小学生の今は、将来の選択肢を残す💪

    中学・高校へ進むと

    グラウンドの広さや塁間

     

    打球速度、求められる

    送球の強さが変わります。

     

    チーム内の選手構成も変わるため

     

    小学生のときと同じ

    ポジションを続けられるとは限りません。

     

    そのときに、ほかの

    ポジションを一度も経験していなければ

     

    新しい場所への

    対応に時間がかかります。

     

    反対に

    内野も外野も経験していれば

     

    ポジションが

    変わっても過去の経験を使えます。

     

    小学生の今

    将来のポジションを決める必要はありません。

     

    今の試合で活躍できる場所を持ちながら

    違う動き、違う景色、違う役割も経験する。

     

    それが、中学・高校で

     

    自分に合ったポジションを

    選ぶための土台になります。

     

    今の完成度だけで

    子どもの可能性を決めず

     

    将来の選択肢を残しておくことが大切です。

  • 身体が柔らかければ野球は上手くなる🤔 小学生に必要なのは「柔軟性」より動かせる身体⚾️

    身体が柔らかければ野球は上手くなる🤔 小学生に必要なのは「柔軟性」より動かせる身体⚾️

    身体が硬いから

    投げ方がぎこちない。

     
    もっとストレッチをすれば

    スイングが良くなるのでは?

     

    子どもの動きを見て

    このように考えることがあります。

     

    もちろん、関節を

    動かせる範囲は大切です。

     

    しかし、前屈で床に手がつく

    開脚が大きく開くといった

     

    「柔らかさ」だけで

    打撃や投球が良くなるとは限りません。

     

    野球で必要なのは

    身体を大きく動かせることだけではなく

     

    その範囲を自分の力で扱えることです。

     

    「柔らかい」と「動かせる」は同じではない🙅‍♂️

    例えば、大人に脚を

    持ち上げてもらえば高く上がるのに

     

    自分では同じ高さまで

    上げられない子がいます。

     

    この場合、外から

    動かしてもらえる範囲は広くても

     

    自分の筋力で

    扱える範囲はそれより狭い状態です。

     

    この記事では、外から力を

    加えたときに動く範囲を「柔らかさ」

     

    自分で姿勢を

    保ちながら動かせる範囲を

     

    「動かせる範囲」として説明します。

     

    野球では、誰かに

    身体を動かしてもらうことはありません。

    ・自分で脚を上げる
    ・自分で体重を移動させる
    ・自分で身体を回す
    ・そして、動いた身体を自分で止める

    そのため、単純に

    関節が柔らかいだけではなく

     

    その範囲を自分で

    コントロールする力が必要になります。

     

    前屈だけでは野球の動きは判断できない🙅‍♂️

    前屈は、主に身体の後ろ側の

    柔軟性を見る方法の一つです。

     

    しかし、投球や打撃では一つの

    関節だけを使うわけではありません。

     

    足首、股関節、胸まわり

    肩などを動かしながら

     

    姿勢を支え

    全身へ力を伝えます。

     

    そのため、前屈の記録だけを見て

    「身体が柔らかいから問題ない」

     

    「硬いから野球が下手になる」と

    判断することはできません。

     

    大切なのは

    どこまで曲がるかだけではなく

     

    野球の動きの中で

    必要な場所を自分で動かせるかです。

     

    大きく動けても、支えられなければ力は伝わらない💪

    スイングで股関節が大きく動いても

    前足で身体を支えられなければ

     

    上半身まで一緒に流れてしまいます。

     

    投球で肩が大きく動いても

    体幹や下半身で姿勢を保てなければ

     

    その可動域を安定して

    使うことは難しくなります。

     

    つまり、身体を動かす力と同時に

    必要なところで止める力も必要です。

     

    これは「身体を硬く固める」

    という意味ではありません。

     

    動きの中で姿勢を保ち

    次の動作へ力をつなげるということです。

     

    「柔らかくすること」と

    「支えながら動かすこと」は

     

    分けて考えないことが大切です。

     

    野球で見たいのは「動きの中の柔軟性」👀

    子どもの身体を見るときは

    床に座って行うストレッチだけではなく

     

    実際に動いている姿を見ます。

     

    例えば

    • しゃがんだときに、かかとが浮かず姿勢を保てるか
    • 片脚を上げたときに、身体が大きく傾かないか
    • 構えた姿勢から、股関節を使って左右へ動けるか
    • 下半身を安定させたまま、胸まわりを回せるか
    • 動いたあとに、自分でバランスを整えられるか

    見るべきなのは

    見た目の柔らかさではありません。

     

    必要な場所を動かしながら

    ほかの場所で身体を支えられているかです。

     

    一つできなかったからといって

     

    すぐに「身体が硬い」と

    決めつけることもできません。

     

    動かし方が分からない場合もあれば

     

    筋力やバランス

    動作経験が足りない場合もあります。

     

    小学生の今は「広げる」だけでなく「使う」‼️

    小学生の身体づくりで

    柔軟性は必要ありません。

     

    という話ではありません。

     

    必要な関節可動域を

    保つことは大切です。

     

    ただし、ストレッチで

    動く範囲を広げるだけで終わらせず

     

    その範囲を自分の力で

    使う経験までつなげる必要があります。

     

    ✅大きく動く
    ✅その姿勢を支える
    ✅動きを止める
    ✅次の動作へ切り替える

    この繰り返しによって

     

    柔らかさが野球の

    動きの中で使えるようになります。

     

    中学・高校で身体が大きくなり

    求められるスピードや力が上がったとき

     

    ただ柔らかいだけでは十分ではありません。

     

    自分の身体を、自分で動かせること。

     

    小学生の今は

    無理に可動域を広げることよりも

     

    今ある範囲を丁寧に

    扱える身体を育てることが

     

    将来の打撃・投球に

    つながる土台になります。

     

    ※動かした際に痛みがある、左右差が急に大きくなった、日常動作にも支障がある場合は、無理にストレッチを続けず、医療機関などの専門家へ相談してください。

  • 小学生に筋トレは必要🤔 「重い物を持つ」前に身につけたい身体の土台⚾️

    小学生に筋トレは必要🤔 「重い物を持つ」前に身につけたい身体の土台⚾️

    小学生から

    筋トレをすると、身長が伸びなくなる。

     

    筋肉をつけるのは

    中学生になってからでいい。

     

    このような話を

    聞いたことがあるかもしれません。

     

    しかし現在は

    適切に設計され

     

    大人の監督下で行われる

    筋力トレーニングについて

     

    子どもの成長を

    妨げるという根拠は確認されていません。

     

    米国小児科学会は、適切に設計された

     

    プログラムが成長板や身長の伸びに悪影響を

    及ぼすことは示されていないとしています。

     

    ただし、これは小学生から

    重いバーベルを持たせた方がいい。

     

    という意味ではありません。

     

    大切なのは

    重さを増やすことではなく

     

    自分の身体を安全に

    コントロールできるようになることです。

     

    小学生の筋トレ=筋肉を大きくすることではない🙅‍♂️

    筋トレと聞くと

    重いダンベルを持ったり

     

    限界まで追い込んだりする

    姿を想像するかもしれません。

     

    しかし、筋力トレーニングには

    自分の体重を利用した運動

     

    ゴムバンド、軽いボールなどを

    使った運動も含まれます。 

    ・しゃがむ
    ・立ち上がる
    ・地面を押す
    ・身体を支える
    ・動いた身体を止める

    これらも負荷に対して

    力を発揮する運動です。

     

    小学生の段階では

    筋肉の大きさだけを求めるのではなく

     

    正しい動作を覚えながら身体を支え

    力を調整することに大きな意味があります。

     

    子どもの筋力向上には

    筋肉量の増加だけでなく

     

    神経系の適応が

    関係すると考えられています。

     

    先に「自分の身体」を扱えるようにする💪

    重い物を持たせる前に確認したいのは

     

    自分の体重を

    コントロールできるかどうかです。

     

    例えば

    • しゃがんだときに姿勢を保てるか
    • 片脚で立ったときに大きく崩れないか
    • 跳んだあとに着地を止められるか
    • 腕立ての姿勢で身体を支えられるか
    • 左右どちらでも同じように動けるか

    といった動きです。

     

    ここで見るのは

    何回できたかだけではありません。

    ✅姿勢を保てているか
    ✅速さを自分で調整できているか
    ✅途中で動きが崩れていないか

    回数を増やす前に、一回の動きを

    コントロールできることが大切です。

     

    野球には「動く力」と「止める力」の両方が必要🙌

    野球では、強く動く

    能力ばかりが注目されます。

     

    しかし、打撃や投球では

     

    ただ身体を速く

    動かせばいいわけではありません。

     

    打撃では、踏み込んだ前脚で

    身体を支えながら、バットを振ります。

     

    投球では、前脚で着地したあとに

     

    身体を支えながら

    体幹や腕を前方へ動かします。

     

    走塁や守備でも

    走った身体を止め

     

    方向を変え

    もう一度動き出す場面があります。

     

    つまり、野球には

    力を出す能力だけでなく

     

    受け止める、支える

    減速するといった能力も必要です。

     

    筋力トレーニングは

    単に筋肉を大きくするためではなく

     

    こうした動作を支える

     

    身体づくりの一つとして

    考える必要があります。

     

    体幹は「固めるだけ」ではない🙌

    体幹トレーニングというと

    プランクのように身体を動かさず

     

    姿勢を保つ運動がよく知られています。

     

    姿勢を保ち

    外から加わる力に耐えることは重要です。

     

    一方、野球では

    身体を支えたまま、回旋したり

     

    左右へ体重を

    移したりする動きも必要になります。

     

    小学生では、動かない

    姿勢だけを長時間耐えるよりも

     

    姿勢を保ちながらしゃがむ

    踏み出す、押す、引く、回るといった

     

    動作も経験しておきたいところです。

     

    重さよりも優先したいこと☝️

    小学生の筋力トレーニングでは

    重さや回数を競わせる必要はありません。

     

    優先したいのは、次の点です。

    • 子どもが説明を理解できている
    • 安全な場所で行っている
    • 大人が動きを確認している
    • 軽い負荷から始めている
    • 疲れて動きが崩れたら終了する
    • 痛みがある状態で続けない

    専門機関の見解でも

    年齢に適した内容、正しい技術

     

    段階的な負荷、大人による

    適切な監督が重視されています。

     

    反対に、技術を

    身につける前から重い負荷を扱うこと

     

    限界まで回数を続けること

     

    子ども同士で重さを

    競わせることは避ける必要があります。

     

    「まだ小学生だから何もしない」でもない🙌

    小学生に大人と同じ

    筋力トレーニングをさせる必要はありません。

     

    しかし、身体が

    伸びてからから始めればい良いと

     

    何もしないままにする必要もありません。

    ・自分の身体を支える
    ・安全に着地する
    ・動いた身体を止める
    ・地面を押す
    ・物を引く

     

    こうした動作は

    中学・高校で本格的なトレーニングを

     

    始めるときの土台になります。

     

    小学生の今は、重い物を

    持ち上げることを急ぐ時期ではありません。

     

    成長したときに、安全に強度を

    高められる身体を準備する時期です。

     

    筋トレを「筋肉を大きくするもの」だけでなく

     

    「自分の身体を思い通りに扱う練習」

    として考えてみてください。

  • 野球の練習だけでは足りない🤔 小学生の今、身につけたい基本動作⚾️

    野球の練習だけでは足りない🤔 小学生の今、身につけたい基本動作⚾️

    野球が上手くなるには

    野球の練習を増やした方がいい。

     

    そう考えるのは自然なことです。

     

    しかし、小学生の時期に必要なのは

     

    投げ方や打ち方だけを

    繰り返すことではありません。

    ・走る
    ・跳ぶ
    ・投げる
    ・捕る
    ・身体を回す

    こうしたさまざまな動きを経験し

     

    自分の身体を思い通りに

    動かせるようになることが

     

    その後の野球技術を

    支える土台になります。

     

    今回は、小学生の今から

     

    経験しておきたい

    基本動作について考えます。

     

    野球の技術も基本動作の組み合わせ🤝

    打つ、投げる、捕る

    という野球の動作は

     

    それぞれが

    独立しているわけではありません。

     

    投球では、片脚で身体を支え

    前方へ踏み出し

     

    体重を移動させながら身体を回します。

     

    打撃でも、両脚で地面を捉え

    体重を移動させ

     

    身体を回しながらバットを操作します。

     

    つまり、野球のフォームを身につける前に

    • バランスを保つ
    • タイミングよく踏み出す
    • 左右へ体重を移す
    • 身体を回す
    • 手足を連動させる

    といった動きが必要になります。

     

    形だけを修正しても、その形を

    つくるための基本動作が不足していれば

     

    動きはなかなか安定しません。

     

    ①走る

    走る動作では

    左右の脚を交互に使いながら

     

    腕と脚を連動させます。

     

    野球では、守備位置への移動

    打球への反応、走塁など

     

    さまざまな場面で走る力が必要です。

     

    ただ速く走るだけではありません。

     

    前へ走る、横へ動く

    後ろへ下がる、方向を変える

     

    止まって再び動き出す。

     

    いろいろな

    方向と速さで走る経験が

     

    試合中の複雑な動きにつながります。

     

    ②跳ぶ

    跳ぶためには、身体を一度沈め

    地面を押して身体を持ち上げ

     

    着地するときには

    衝撃を受け止める必要があります。

    ・片脚で跳ぶ
    ・両脚で跳ぶ
    ・前後や左右へ跳ぶ
    ・跳んだあとに姿勢を保つ

    同じ「跳ぶ」でも

    使う力やバランスの取り方は変わります。

     

    小学生の時期は

    跳ぶ高さだけを求めるのではなく

     

    さまざまな方向へ跳び

    安全に着地する経験も大切です。

     

    ③投げる

    投げる動作は

    腕だけで行うものではありません。

     

    脚で身体を支え、体重を移動させ

    体幹や肩を動かし

     

    最後に腕と手へ動きをつなげます。

     

    野球のボールだけでなく

    大きさや重さの違うボールを扱うと

     

    同じ投げ方ではうまくいきません。

     

    子どもは対象に合わせて、持ち方

    力の加減、腕の振り方を自然に変えます。

     

    この相手や道具に

    合わせて動きを調整する経験が

     

    身体を操作する選択肢を増やします。

     

    ④捕る

    捕る動作では

    飛んでくるボールを目で確認し

     

    位置や速さを予測して

    そこへ身体と手を動かします。

     

    正面のボールだけでなく

    • 高いボール
    • 低いボール
    • 左右へ外れるボール
    • バウンドするボール
    • 速さが変わるボール

    など、条件が変われば

    身体の動かし方も変わります。

     

    毎回同じ場所へ

    投げられたボールを捕るだけでなく

     

    さまざまな

    ボールへ反応することが

     

    試合で必要な

    判断と動作を結びつける経験になります。

     

    ⑤身体を回す

    打撃や投球では

    身体を回す動きが欠かせません。

     

    ただし、身体は一本の棒のように

    真横へ回っているわけではありません。

     

    体重を左右へ移しながら

    肩や骨盤の向きを変え

     

    身体を横へ傾ける動きも

    組み合わさっています。

     

    大切なのは、最初から細かな

    角度を教えることではありません。

     

    左右へ体重を移したり

    身体を傾けながら回ったりする経験を通して

     

    さまざまな方向へ

    身体を動かせるようにすることです。

     

    早く一つの競技に絞れば、必ず有利になるとは限らない🤔

    米国小児科学会は

     

    幼い時期から一つの競技だけに

    集中する早期専門化について

     

    使い過ぎによる故障や

    燃え尽きなどのリスクを挙げています。

     

    また、早い段階では

    複数の運動を経験し

     

    成長してから

    専門性を高める考え方を示しています。

     

    これは「野球をしてはいけない」

    という意味ではありません。 

     

    野球を続けながら

    走る、跳ぶ、さまざまな物を投げる

     

    左右へ動くといった経験も

    取り入れることが大切だということです。

     

    基本的な運動技能と

    身体活動には関連があることも

     

    複数の研究を整理した

    論文で報告されています。

     

    小学生の今は「野球の完成形」をつくる時期ではない🙅‍♂️

    小学生の身体は成長の途中です。

     

    今の身体に合わせて

    フォームを細かく固定しても

     

    身長や手足の長さ

    筋力が変化すれば

     

    動かしやすい形も変わります。

     

    だからこそ、小学生の今は一つの

    フォームだけを完成させるのではなく

     

    さまざまな動きを経験し

     

    自分で身体を調整できる

    土台をつくることが重要です。

    ・走る
    ・跳ぶ
    ・投げる
    ・捕る
    ・身体を回す

    一見すると野球の

    技術練習から遠く見える動きも

     

    中学・高校で打撃や

    投球を伸ばすための材料になります。

     

    今すぐ完成させるのではなく

     

    成長したときに

    伸びられる身体を準備しておく。

     

    それが、小学生の今だからこそ

    取り組みたい身体づくりです。

  • 小学生の今こそ「動きの種類」を増やす🤩 ゴールデンエイジと神経発達の本当の話⚾️

    小学生の今こそ「動きの種類」を増やす🤩 ゴールデンエイジと神経発達の本当の話⚾️

    小学生はゴールデンエイジだから

     

    今のうちに色んなスポーツを

    たくさんやらさせた方がいい。

     

    このような話を

    聞いたことがあると思います。

     

    確かに、小学生期はさまざまな

    動きを身につけていく大切な時期です。

     

    しかし

    「12歳までに神経系がほぼ完成する」
    「この時期を逃したら、もう運動能力は伸びない」

    と考えるのは正確ではありません。

     

    大切なのは

    「ゴールデンエイジ」という言葉だけを

     

    信じてやみくもに

    やらせることではありません。

     

    小学生の今、どのような

    動きを経験させるかです。

     

    ゴールデンエイジとは何か🤔

    「ゴールデンエイジ」は、一般的に

    子どもが新しい動きを覚えやすい時期を

     

    表す言葉として使われています。

     

    ただし、科学的に

    「何歳から何歳まで」と

     

    統一された一つの期間が

    決められているわけではありません。

     

    つまり、小学生期が

    重要なのは間違いありませんが

     

    決められた年齢までに

    一つのフォームを完成させなければならない

     

    わけではありません。

     

    むしろ、この時期に必要なのは

    身体の動かし方を一つに固定することではなく

     

    さまざまな動きを経験することです。

     

    神経の発達とは「身体を大きくすること」ではない🙅‍♂️

    身体を動かすときは

    脳から出た指令が神経を通り

     

    筋肉へ伝わります。

    ・走る
    ・止まる
    ・跳ぶ
    ・投げる
    ・捕る
    ・身体を回す
    ・バランスを取る

    このような動きを繰り返す中で

    子どもは力を入れる順番やタイミング

     

    姿勢の調整方法を学んでいきます。

     

    小学生期の運動では

    筋肉を大きくすることだけでなく

     

    必要な筋肉を

    適切なタイミングで使い

     

    動きを調整する

    能力を育てることが重要です。

     

    問題は、重い物を

    持たせること自体ではなく

     

    動作を正しく扱えない段階で

    重さや回数だけを増やすことです。

     

    「神経系は12歳でほぼ完成する」は正確ではない🙅‍♂️

    ゴールデンエイジの説明では

    「神経系は12歳までにほぼ100%発達する」

     

    という表現がよく使われます。

     

    しかし、人間の脳や神経の発達を

     

    一つの割合だけで

    説明することはできません。

     

    そのため

    「12歳を過ぎたら運動能力は伸びない」
    「小学生のうちにフォームを完成させなければならない」

    という結論にはなりません。

     

    中学・高校になってからでも

     

    新しい動きを学び

    投球や打撃を改善することは可能です。

     

    小学生期は「完成させる期限」ではなく

     

    その後の成長を

    支える材料を増やす時期です。

     

    野球だけを繰り返せばいいわけではない🙅‍♂️

    野球が上手くなりたいなら

    投げる、捕る、打つ練習は必要です。

     

    しかし、同じ投げ方や

    同じスイングだけを繰り返していても

     

    身体を自在に扱う能力のすべてを

    経験できるわけではありません。

     

    走りながら方向を変える。
    片足で止まる。
    高く跳んで着地する。
    違う大きさのボールを投げる。
    左右両方向へ身体を回す。
    転ばないように姿勢を立て直す。

     

    こうした基本的な動きは

    特定の競技だけではなく

     

    さまざまな運動や

    遊びの中で経験できます。

     

    小学生の今、増やしたいのは「正解」ではなく「選択肢」🙌

    ・投げ方を一つに決める
    ・スイングを一つの形にそろえる
    ・失敗するたびにフォームを修正する

     

    これだけでは

    経験できる動きが限られてしまいます。

     

    小学生期は

    • 速く動く、ゆっくり動く
    • 大きく動く、小さく動く
    • 右へ回る、左へ回る
    • 強く投げる、軽く投げる
    • 安定した場所、不安定な場所でバランスを取る

    このような違いを

    身体で経験することが大切です。

     

    動きの選択肢が増えると

    身体の状態や状況に応じて

     

    動きを調整する材料が増えます。

     

    野球のフォームを

    早く完成させることよりも

     

    いろいろな動きを試し

    その違いを感じられる身体をつくる。

     

    これが中学・高校で

    技術を高めるための土台になります。

     

    「遊び」も神経系を育てる運動になる💪

    神経系の発達を考えると

    決められたトレーニングだけが

     

    正解ではありません。

     

    鬼ごっこでは、相手を見ながら

    走る方向や速度を変えます。

     

    ボール遊びでは

    飛んでくる位置を予測し

     

    手や身体の位置を調整します。

     

    縄跳びでは、手足を

    一定のタイミングで動かします。

     

    これらはすべて

    周囲の状況を見て

     

    その場で身体を調整する運動です。

     

    遊びは野球と

    関係のない時間ではありません。

     

    身体を思いどおりに

    動かすための、大切な経験です。

     

    小学生期は「完成」ではなく「準備」の時期‼️

    ゴールデンエイジだからといって

    練習量を増やし、一つのフォームを

     

    身体に覚え込ませれば

    いいわけではありません。

     

    小学生の今、身につけたいのは

     

    完成された

    打撃フォームや投球フォームではなく

     

    自分の身体を

    さまざまな方向へ動かし

     

    状況に合わせて調整できる力です。

     

    走る。
    跳ぶ。
    止まる。
    回る。
    投げる。
    捕る。
    支える。
    バランスを立て直す。

     

    一つの動きを

    何百回も繰り返す前に

     

    身体が経験している

    動きの種類を確認する。

     

    小学生期は

    野球の形を固める時期ではありません。

     

    中学・高校で

    新しい技術を吸収できるように

     

    神経と身体をつなぐ

    動きの土台を増やす時期です。