こんにちは、タカ監督です。
前回は
身体の使い方についてお話ししました。
身体には原理原則があり
それを理解することが
技術を身につけるための土台になる。
では、その身体の
使い方を子どもにどう伝えるのか。
ここで重要になるのが
今回お話しする「関わり方」です。
「関わり方」と聞くと
「褒めてあげること」
「怒らずに見守ること」
「子どもの自主性を大切にすること」
そんなイメージを
持つ方もいるかもしれません。
もちろん
それらも大切です。
でも、私が考える
「関わり方」は少し違います。
私が考える
関わり方とは「言語化」です。
なぜ「言語化」が必要なのか🤔

例えば、子どもに
こんな言葉をかけたことはないでしょうか。
「下半身を使え!」
「もっと腰を回せ!」
「しっかり腕を振れ!」
「もっと力を入れろ!」
野球では
当たり前のように使われている言葉です。
しかし
大人がその言葉を理解していたとしても
子どもが同じように
理解しているとは限りません。
「下半身を使うって、どうするの?」
「腰を回すって、どこをどう動かすの?」
ここまで
説明できて初めて子どもは
「何をすればいいのか」
を理解できます。
つまり、知っていることと
伝えられることは別です。
大人が頭の中で分かっていることを
子どもが理解できる言葉まで落とし込む。
私は、これが
「言語化」だと考えています。
「できない」という前に「伝わっているか」⁉️

何度言ってもできない。
教えているのに変わらない。
そんなとき
「なんでできないんだ?」
「さっき言っただろ。」
と言いたくなることもあると思います。
でも、その前に一度
考えてほしいことがあります。
本当に、その言葉は
子どもに伝わっているでしょうか。
大人にとって
当たり前の言葉でも
子どもにとっては
意味が分からないことがあります。
さらに、同じ言葉でも
理解できる子と
理解できない子がいます。
だからこそ
伝わらなかったときに必要なのは
同じ言葉を
強く繰り返すことではありません。
言葉を変える。
例えを変える。
実際に身体を動かしてもらう。
子どもの反応を
見ながら伝え方を変えていく。
「どうすればこの子に伝わるのか」を
考えることも
大人の役割だと思っています。
正しい知識も、伝わって初めて意味を持つ‼️

身体の使い方について
どれだけ正しい
知識を持っていたとしても
それだけで子どもが
変わるわけではありません。
大人が理解する。
それを言葉にする。
子どもが理解する。
そして
実際に身体で表現する。
ここまでつながって
初めて知識が子どもの成長につながります。
だから私は
「身体の使い方」と「関わり方」は
セットだと考えています。
身体について学ぶだけでも足りない。
伝え方だけを学んでも足りない。
「何を伝えるのか」と「どう伝えるのか」
その両方が必要です。
答えを与えることだけが言語化ではない🙅♂️

そして、もう一つ
大切にしていることがあります。
言語化とは、大人がすべて
答えを教えることではありません。
例えば
試合でミスをした子どもに
「なんであそこで振ったんだ?」
と聞くのか。
それとも
「今の打席、自分ではどう思った?」
と聞くのか。
同じ出来事でも問いかけ方によって
子どもの考え方は変わります。
大人が答えを与え続ければ
子どもは大人の答えを待つようになります。
一方で、自分の感覚や考えを
言葉にする機会をつくれば
「自分はどう感じたのか」
「次はどうすればいいのか」
を考えるきっかけになります。
伝えるための言語化だけではなく
考えさせるための言語化。
これも、子どもと関わるうえで
大切なことだと考えています。
最後に⚾️

子どもができないとき
「もっと頑張れ」
「ちゃんとやれ」
と伝えることは簡単です。
でも、本当に必要なのは
その子が理解できるところまで
言葉を落とし込むことかもしれません。
身体の使い方を理解する。
それを子どもに伝わる言葉にする。
そして、子ども自身にも考えてもらう。
私は、この「言語化」こそが
関わり方の土台だと考えています。
何を知っているかだけではなく
それを、どう伝えるか。
身体の原理原則を
学ぶことと同じように
伝える力も
磨き続ける必要があります。
子どもの可能性を伸ばすために
大人にできることはまだまだあります。
このブログでは
これからも身体の使い方だけではなく
子どもに
「どう伝えるのか」
「どう考えてもらうのか」という
関わり方についても発信していきます。

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