小学生でポジションを固定する必要はある⁉️ 中学以降に伸びるために経験させたいこと⚾️

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試合に勝つためには

守備が上手な子をショートに置く。

 

捕球が安定している子は

毎回ファーストを守る。

 

肩が強い子は

投手や捕手を任される。

 

チームとして考えれば

 

得意な子を同じ

ポジションで起用するのは自然なことです。

 

しかし、小学生の段階から

一つのポジションしか経験しないことが

 

子どもの将来にとって

最適とは限りません。

 

小学生の今は

現在の試合に勝つことだけでなく

 

中学・高校で伸びるための

選択肢を残すことも大切です。

 

上手な子ほど、ポジションが固定されやすい🤔

少年野球では、試合を

 

成立させるために

中心となる選手が必要です。

・送球が安定している子はショート
・捕球が上手な子はファースト
・肩が強い子はピッチャー

その結果、上手な子ほど

同じポジションを任され続けます。

 

試合経験を積めるため

そのポジションの技術は向上しやすくなります。

 

一方で、ほかのポジションでしか

 

経験できない動きや

判断に触れる機会は少なくなります。

 

「今、そのポジションが一番上手」

ということと

 

「将来もそのポジションが最適」

ということは同じではありません。

 

成長によって身体の大きさ

走力、肩の強さ、得意な動きは変化します。

 

小学生の時点で

将来の適性まで決めることはできません。

 

ポジションが変われば、使う動きも変わる🙌

同じ野球でも、守るポジション

によって求められる動きは違います。

 

内野手は、短い距離で素早く反応し

捕球から送球へ切り替えます。

 

外野手は、打球の方向や距離を

予測しながら長く走り、落下地点へ入ります。

 

ファーストは

さまざまな高さや方向の送球に対して

 

ベースとの位置関係を調整します。

 

捕手は、投球を受けるだけでなく

しゃがんだ姿勢から立ち上がる

 

ボールを止める

周囲の状況を見るといった動きがあります。

 

投手は

マウンド上でバランスを取りながら

 

一球ごとに全身を使って投げます。

 

違うポジションを経験することは

守備位置の名前を覚えるだけではありません。

 

走る距離、構える姿勢、ボールの見え方

捕ってから投げるまでの時間が変わります。

 

一つのポジションだけでは

経験しにくい動きや判断に触れられることが

 

複数ポジションを

経験する大きな意味です。

 

違う場所から見ると、野球の理解も変わる⚾️

ショートから見えるプレーと

外野から見えるプレーは違います。

 

捕手はグラウンド全体を前から見ますが

外野手は後ろからプレーを見ます。

 

自分が投げる側になれば

 

投手がどのようなタイミングで

守備に助けてほしいかを感じられます。

 

反対に、野手を経験すれば

 

投手が投げたあとに守備が

どのように動いているかが分かります。

 

違う場所に立つことで

「この場面では、どこへ投げるのか」
「味方は、どこに動いているのか」
「次に起こりそうなプレーは何か」

という見方が増えていきます。

 

ただし、複数ポジションを経験すれば

 

将来必ず上手くなると

直接証明した研究は確認できません。

 

それでも、異なる場所から

プレーを経験することは

 

子どもが野球全体を

理解する機会になります。

 

ポジションの固定と、競技の専門化は別の話‼️

若い年代のスポーツでは

 

早い時期から

一つの競技だけに集中する

 

「早期専門化」が、使い過ぎによる

ケガなどと関連することが報告されています。

 

ただし、この研究で扱われているのは

主に「一つの競技に専門化すること」です。

 

野球の中で一つの

ポジションを守り続けることと

 

完全に同じではありません。

 

そのため

早期専門化の研究を根拠に

 

「ポジション固定は危険」と

断定することはできません。

 

問題として考えたいのは

同じポジションで同じ動作を繰り返す量と

 

ほかの動きや役割を

経験する機会のバランスです。

 

特に投手と捕手は

投球数だけでなく

 

練習や試合を含めた

腕の負担を考える必要があります。

 

複数のポジションを

経験させる場合でも

 

投手から捕手へ移すだけでは

腕の負担を減らせない可能性があります。

 

「いろいろ守らせること」と

「負担を分散させること」は

 

分けて考える必要があります。

 

ポジションを決めないことが目的ではない🙅‍♂️

一つのポジションを

深く経験することにも意味があります。

 

守備位置を何度も変えるだけでは

捕球や送球、連係プレーを落ち着いて

 

覚えられないこともあります。

 

そのため、毎回違うポジションを

守らせればよいわけではありません。

 

大切なのは、中心となる

ポジションを持ちながら

 

練習や試合の一部で違う場所も

経験できる状態をつくることです。

 

例えば

  • 練習では内野と外野の両方を経験する
  • 点差や試合状況に応じて守備位置を変える
  • 紅白戦では普段と違うポジションを守る
  • 投手以外の日は、腕の負担が少ないポジションを選ぶ

このように

今の得意なポジションを否定せず

 

経験の幅を少しずつ広げていきます。

 

小学生の今は、将来の選択肢を残す💪

中学・高校へ進むと

グラウンドの広さや塁間

 

打球速度、求められる

送球の強さが変わります。

 

チーム内の選手構成も変わるため

 

小学生のときと同じ

ポジションを続けられるとは限りません。

 

そのときに、ほかの

ポジションを一度も経験していなければ

 

新しい場所への

対応に時間がかかります。

 

反対に

内野も外野も経験していれば

 

ポジションが

変わっても過去の経験を使えます。

 

小学生の今

将来のポジションを決める必要はありません。

 

今の試合で活躍できる場所を持ちながら

違う動き、違う景色、違う役割も経験する。

 

それが、中学・高校で

 

自分に合ったポジションを

選ぶための土台になります。

 

今の完成度だけで

子どもの可能性を決めず

 

将来の選択肢を残しておくことが大切です。

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